ママたちが防災のために準備しなければいけないもの

防災の基礎知識

「MAMA-PLUG 」(ママプラグ)

 

ママが実際に災害に遭った体験があれば、それを活かして子どもたちを災害から守るということに役立ちます。

 

普段子供といっしょのママだからこそ、防災に立ち向かえるのです。

  • 以前に大きな災害を経験していたら、その体験を思い出すのは確かに苦しいことだと思いますが、大切な自分の子供を持つママだからこそ、他の地域で災害に遭うママと子供の痛みも理解できるのです。
  • 自分たちが経験した苦しみは、他のママや子供たちには味わってもらいたくない、ということで作られたママたちのネットワークがあります。これは役に立つと思います。それは、NPO法人「MAMA-PLUG 」(ママプラグ)で、アクティブな防災を目指すとしています。

ここの女性理事長は、すべての女性と社会を「PLUG=つなげる」として、社会問題などと共に防災力を身につける「ACTIVE防災」コーナーを設置しています。

 

NPO法人MAMA-PULGは、東日本大震災被災での女性支援をきっかけに被災女性を取材しています。そして「被災ママ812人が作った子連れ防災手帖」を企画し、書籍として発表しています。この本では、812人のママ達が実際に体験した震災、その際にどうやって子供を守ったか、また、守るために必要な対策についてまとめています。

 

つまり、防災のプロという立場、視点ではなく、大切な子供を守る母としての視点で考案された防災術となっているのです。実際、いつ起こるかわからないのが災害です。こうした不意の出来事から子供を守るためのママたちの参考になるでしょう。