防災グッズはTPOにあわせる
前項で書いたように防災グッズはTPOにあわせて揃えなければ意味がありません。
まずは、避難する場所へ移動する際に必要となるものです。
懐中電灯、携帯電話・スマホ、だっこひも・ベビースリング、マスク、赤ちゃん用靴、母子手帳・保険証、紙おむつ、粉ミルク・哺乳瓶、皮膚が露出しないタイプの衣類、歩きやすい靴、タオル類、常備薬・消毒液・ばんそうこう等、などが挙げられるでしょう。
災害というのは昼間だけに襲ってくるわけではありませんから、夜間の避難行動、移動にも使えるための防災グッズも重要です。
避難場所に着いてから必要なものですが、
携帯カセットコンロ・ボンベ、毛布・ひざかけ・寝袋類、お菓子、ウエットティッシュ、カイロ、熱冷却シート、ドライシャンプー、耳栓・アイマスク、簡易トイレ、生理用品・おりものシート類となります。避難所での生活が一週間以上にもなる場合は、特にこうしたグッズが役に立ってくれます。
次は避難後に自宅に戻り、ライフラインを確保するものです。
携帯カセットコンロ・ボンベ、飲料水ポリタンク、パックのご飯、乾麺類、電池式のランタン、ろうそく、電池式ラジオ、電池などです。ガス、水道、電気などライフラインが途切れた家で過ごすのですから、そこを重点にしています。
当然、重複しているものもあるわけですが、状況別に書き出しておいた方が、わかりやすいと思います。