ママたちが防災のために準備しなければいけないもの

防災グッズは必需品

NPO法人MAMA-PULGの「アクティブ防災」コーナーでは、ACTIVE防災講座、防災ピクニックなどの活動と共に、書き込んでいくだけで各家族オリジナルの防災マニュアルができるという、書き込み式の防災支援ツールがあります。それは「被災ママ812人が作った子連れ防災実践ノート」で、実によくできていると思います。

 

さて、いざというときに備えるべきママと子供たちの防災グッズとはどのようなものなのでしょうか?

防災グッズといってもたくさんあるわけで、防災意識を身につけるのと同時に、災害を想定した実際の用品の備えも必要です。

 

災害が起こったときに必要となる防災グッズですが、何をピックアップすればいいのでしょうか。

ネット通販などで「防災グッズ」を検索してみるとわかりますが、とにかく山のように商品が出てくるので、どれが役に立つのか迷ってしまうと思います。

 

オフィシャルなところでは「東北地方太平洋沖地震を教訓とした地震・津波対策に関する専門調査会」という内閣府が作成した報告資料があります。ここでは災害時における女性ならではの観点も反映しており、女性や子育てを踏まえ、避難所で提供する物資として、生理用品、おむつ、粉ミルク、哺乳ビン、離乳食が挙げられています。今までこうした物資は用意されていなかったわけです。

 

また、民間の被災女性のアンケートで役に立った防災グッズとして挙げられているのが、ウェットティッシュ、毛布、ひざかけ、お菓子等です。避難所では確かに誰でも必要とする食べ物など共通なものが配られますが、水や防寒具などは量が不足するようです。そして、女性や赤ちゃんに必要なものとなると更に配給が不足がちなようです。